「石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない」
この名言は日本が世界に誇る電機メーカー「パナソニック(※)」を
一代で築き上げた経営者、松下幸之助さんのもの。
ご存じの方も多いでしょうが松下さんは「経営の神様」とも呼ばれ、多くの名言を残されています。
仕事観や人生関係を見直すきっかけとなった人も多いのではないでしょうか?
かくいう、私もその一人です。
残されている言葉はどれも素晴らしい!
今回ご紹介する名言によく似た言葉『石の上にも三年』というものがあります。
これは、我慢強く辛抱すれば必ず成功する、という意味。
物事を始めるとき、または何かをやめようとする時に耳にする言葉ですね。
私も何かにチャレンジする際には、この言葉を思い出し辛抱強く継続することを意識します。
ただ冒頭の名言を初めて見た時、ハッとさせられました。
時間をかけて継続することは大事、けれど時間をかけても努力の熱量が低ければ
三年で習得できるものもいつまでも身につかず、命ともいえる時間を浪費することになるでしょう。
時間が解決する事柄もあるけれど、人生を描く自分がサボっては得られるものはない。
そう自分に言い聞かすためにも、この名言を見ながら自分の一日の行いを振り返るのです。
今日は100%のチャレンジをした日だったろうか、と。
人生は自分の思い描く夢を叶えるにはあまりにも短い。
前倒しの努力をするためにも自分がすべきことを明確にし、
効果的な努力を行えば人生はぐっと良くなるとはず!
その証明は自分の成果で示し、周囲を勇気づけられる存在になります。

(※)パナソニック(旧社名:松下電器産業、松下電器製作所、松下電気器具製作所)