こんにちは、ころろです♪
仕事で様々な学校に行かせていただく内に、私自身の学生時代を振り返る時間が増えたように思います。
友達と大した内容でもないのに、楽しくてずっと笑っていた放課後。
苦手な教科をうんうんと唸りながらも一生懸命に学んだ日々。
時には意地を張ってケンカしてしまった旧友。
さて突然ですが、皆さんには恩師と呼べる存在はいらっしゃいますか?
私はそれに近い存在がいます。
なぜ近いかというと、すっっっごく怖い先生だったので逃げ回っていらからです(笑)
そのため恩師!!と呼べるほど思い出が多くなく、先生の中でも私は印象に残っていない存在なのではないかなと思います。
小さい頃の私は、どうしようもない程に甘えたでした。
世界は自分のために回っていると素朴に考えていたのでは?と思うほど自分勝手でした。
みんな良い人で親切にされることに慣れていたように思います。
こう振り返ると嫌な子ですね(笑)
たくさん家族に大事にされてうぬぼれていたのだと思います。
そして世界は善意に溢れていると、ディズニー映画のように幸せなことは降るようにたくさん訪れるのだと信じて疑っていませんでした。
すぐにへこたれる甘ったれた態度を叱ってくれたのが先生でした。
当時、自分のことを名前で呼んでいた私。それを矯正してくれたのが先生でした。
「すぐにあきらめるな」と言ってくださったから自分の限界を決めるのを控えるようになりました。
「名前呼びをやめなさい」とストレートに指導してくださったら早い段階で一人称を「私」と改めることができました。
怖くて逃げてばかりだったけど、生徒一人ひとりに合わせた指導をしてくれたのが先生でした。
感謝を大人になった今ごろになって抱くのは遅すぎるかもしれません。
けれど、本当に有難いことでした。
すでに退職されておりお礼に伺うことは難しいですが、遠く先生の健康と幸せを祈ります。
先生のように相手のこれからを心から考えた発言や行動をします。
そのためにも周囲に対する関心をより深めていくと決めました。
きっと学生時代だけでなく、いつの年齢でも恩師と呼べる存在はいるのかもしれません。自分の成長を一心に考えてくれる存在。
そんな人に出会ったら、決してその手を離すことなくついていこうと決めています。
