こんにちは!ころろです♪
先日、久しぶりにいとことゆっくり会う機会がありました。
いとこは重度の自閉症のため、正直なところ話している内容が分からないこともあります。
その日もそうでした。
「じいちゃん忘れ物」としきりに言うのですが、祖父が何か忘れ物をしたということはありません。
何度も「どうしたの?」「何を忘れたの?」と聞いても同じ言葉を繰り返すだけ。
何のことか分からなかったので、叔母に聞いてみると
おじいちゃんをお寺に置いてきてしまった。
連れて帰らなくちゃ、
と、いう意味なのだそうです。
去年、他界した祖父を従弟はずっと探していたのです。
だから最後に見たお寺にいるのではないかと聞いていたんです。
死を、従弟が理解しているかは私には分かりません。
ただもう会えないことを理解できず、ずっと待ち続けること
もう会えないのだと諦める日々とどちらが辛いのか。
そんなことを考えずにはいられませんでした。
また祖父を想い、今でも探している従弟に何と声をかけていいか、今でも分かりません。
ただ長くも短い人生、祖父が大切にした従弟を大事にすることが祖父への孝行、供養になると思うのです。

あなたのいとこが考えている事のヒントはこちらにあります。
https://mindblindness.blog.ss-blog.jp/2018-01-19
このブログの後半に、自閉症者の素晴らしいエピソードがあります。是非読んで見てください。
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